モチベーション理論

本日は、モチベーション理論についてお話したいと思います。

モチベーション(意欲・動機付け)は、言うまでもなく、従業員が自発的に
良く働くために最も大切な要因であり、経営者・管理者はそれを高める知識を持って、
日常のマネジメントを行なうことが望まれます。

モチベーション理論としては、「ハーズバーグの動機付け衛生理論」が有名です。

この理論は「満足に関わる要因と不満足に関わる要因は別なものである」とし、
各々次の要因を挙げています。

■動機付け要因:満たされると満足する要因

 達成すること、承認されること、仕事そのもの、責任、昇進 など

■衛生要因:不足すると不満足を覚える要因

 会社の政策と管理方式、監督、給与、対人関係、作業条件 など

ここから、目標管理制度・評価制度・賃金制度など
今日的なマネジメントシステムの運用実務に関して、次のことが言えます。

1.目標管理制度で取り組み甲斐がある目標を設定する。(仕事そのもの・責任)

2.達成へ向けた指導・支援を行ない、公正に評価・処遇する。(承認されること・昇進など)

3.目標管理制度などの制度運用において、管理職が過度に介入し、
 担当者の自主性を損なわない。すなわち「やらされ感」を取り除く。(管理方式・監督)

4.給与制度の運用は、公正な評価に裏付けられた納得感を重視し、不公平感を排除する。
 (給与の公正性)

 例「給与制度の年功運用はモチベーションを低下させる」など

5.管理者はチームリーダーとして、チームワーク(協力して・目標を達成すること)を重視した
 リーダーシップをとる。(仕事における対人関係)

このように従業員のモチベーションは、業績管理・目標管理・評価・処遇に関わる制度の内容、
とりわけ管理職の意識・行動が鍵を握る制度運用に大きく影響されます。

そこで、トップは次の点に留意すべきです。

1.社内で生じているモチベーションに関わる問題事実に注目して、
 現在運用されている制度の内容・運用を改善する。

2.社員・管理職に自ら考えさせるよう、問題発見・改善に参加を求める。